鳳凰三山を望む家 竣工:2006年 山梨県韮崎市 専用住宅 規模・構造・延床面積: 在来木造・地下1階地上2階・114㎡ 施工:ブレイス
敷地は山の裾野の傾斜した丘陵地であり、西側正面に鳳凰三山を主とする南アルプス連山、北に八ヶ岳、南に富士山を望む開けた土地である。周辺には畑や田んぼ、住宅地が点在する。この家は、東京に住むオーナーの週末の家として計画されている。屋根と1F床は、傾斜する敷地と対比的に水平な板状の形とし軽く浮かぶ。屏風形の壁は冬の季節風に対して建物に強度をもたせるためと、楽器を演奏する音の響きによい形であり、水平な板状の屋根を持ち上げるように立つ。