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敷地周辺は、古くからの閑静な住宅地であり、一戸建住宅が程良い間隔で建つエリアである。クライアントの要望は「70平米の大きさの2戸の住戸を計画し、一つは自分たちのものであり、もう一つは貸室として計画したい」というものであった。
要望を受けての考えたことは下記である。
1.周辺に配慮してなるべく一戸建の住宅と思えるような外観を持つこと。
2.それぞれの住人は戸建感覚で住むことができて、プライバシーも保たれていること。
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南側階段部 |

一階賃貸内部
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具体的な計画では、東西に長い敷地にL型平面の二つの住戸を東西に分けて置き、それで生まれる二つのあきスペースは、それぞれの住戸の専用庭となる。L型住戸は専用の庭を囲み、明るく風通しもよい居心地の良い居住空間をもつ。外観は周辺の建物にならい勾配屋根(片流れ)を採用。内装はシンプルに、明るい塗装主体とした。 |

二階DK
写真撮影:はなファクトリー / 津布久 智
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