木造建て売り三階建て住宅の部分改装である。改修内容は「一階の和室と洋室二室をなくし、LDKのワンルームとする」というものである。 夫婦+子供1人という家族構成により、和室と洋室二室は不要であることと、現状二階のLDKの使われ方の不便さにより、改修を決断することとなった。改修部分の耐震計画の見直しを手始めに耐震補強ののちワンルームとし、隣地側の窓はその場所にふさわしい大きさのスリット状の横長棚窓を設け、こだわりのシステムキッチンを導入し,玄関部も整えることで完了した。内装はシンプルな中にも暖かみのある北欧建築のインテリアのテイストがふさわしいと考えた。照明も間接照明の柔らかな光とし、部屋の真ん中の壁の色は印象的な薄紫色とし、家族団らんの場所を示すところとなった。 |