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Bistro Mille Printemps 改装
(ビストロ・ミル・プランタン)


2010年 
山梨県甲州市勝沼   飲食店改装( 木造2F 96㎡ )
施工:佐藤建設工業   風見鶏製作:山本鍾互

   
 
 
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ぶどうとワインの生産で有名な山梨県勝沼町。その地にて計画されたこのフレンチビストロは.30年前の「レストラン+ワイン販売所」の建物を改装したものである。敷地は丘の上であり、勝沼のぶどう畑が広がる美しい景色が一望出来る。
外部の改修では壁面上部に新たに数カ所丸窓を設けた。その理由は、ユニークな八角形の外観を強調し、よりシンボリックな建物となるようにとの配慮からである。内部の客席空間は天井が高くて気持ち良いが、客席空間としてはいささか高すぎて落ち着かない。そこで照明支持材を兼ねた八角形の木フレームを新たに天井までの中間部に設けることで、より落ち着いた雰囲気へとなるようにと改良した。客席に接してテラスを設け、美しい勝沼方向の景色を眺められるようになっている。

店のコンセプトととして謳う「自然食材を供するフレンチビストロ」にふさわしいように、内外装材も自然の材料を多く使っている。エントランスにはオーク製ワイン樽を置きお客様を出迎え、外壁の足元廻りには樽部材を外装材として利用している。客席木床材も樽にちなみオーク製。ワイン箱に似た明るい色の木合板を八角形の木フレームやワイングラス棚などへ使用。廊下土間床部には赤茶色のテラコッタ風のタイル。客席の周りの壁部には、著名なソムリエである店主が、長年集めて来た世界のワインの産地の貴重な資料が随所に飾ってあり、フレンチビストロの店のイメージをより高める小道具となっている。

 
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